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おしゃれなオフィス応接室の事例とおさえるべきポイントや家具選びを解説

おしゃれなオフィス応接室の事例とおさえるべきポイントや家具選びを解説

応接室は「大切なお客さまを迎える場」であると同時に、「企業の顔」といえる場所でもあります。

そのためオフィスづくりにおいて、応接室に一番コストをかける企業さまも少なくありません。

今回の記事では、

  • 応接室が重要なのはわかっているが、何をおさえておけばいいのかわからない
  • 会社に対して良いイメージを持ってもらいたいので、おしゃれな応接室にしたい

とお考えの方に向けて、オフィス移転・改装を手がけるオリバーが、役立つ情報をお届けします。

おしゃれなオフィス応接室の事例

以下では、当社オリバーが手掛けたおしゃれなオフィス応接室の事例を、2つご紹介します。

1.株式会社ストラテジーテック・コンサルティング 様

東京都中央区の株式会社ストラテジーテック・コンサルティング 様は、幅広い視点や経験を基に、事業戦略や最新テクノロジーを融合したコンサルティングサービスを展開されています。

企業規模拡大によるオフィスの手狭さの解消と、人材採用強化を目的に、本社を移転されました。

おしゃれなオフィス応接室の事例とおさえるべきポイントや家具選びを解説

応接室には、社長のご出身である弘前(ひろさき)ゆかりのアートを設置しています。
高級感ある空間の中に、和のエッセンスがほどよく取り入れられています。

オフィス全体としては、来客エリアと執務エリアにメリハリをつけて、多様性と画一性のバランスを尊重した環境を創出することを目指しました。

<事例を詳しく見る>
→ 和のエッセンスが来客をもてなす、自由に働けるオフィス

2.AOJ税理士法人 様

東京都中央区のAOJ税理士法人 様は、税務サービスをはじめ、提携事務所と連携して、社会保険や法務など幅広いニーズに対応されています。

従業員数の増加に伴い、本社を移転されることになりました。

おしゃれなオフィス応接室の事例とおさえるべきポイントや家具選びを解説

税理士法人のクライアントと打合せをするために、グレード感を演出した会議室兼応接室です。

オフィス全体としては、格式の高い重厚感のあるエントランスや、明るくオープンな休憩スペースなど、用途によってメリハリのある空間をご提案しました。

<事例を詳しく見る>
→ 「オン」「オフ」の切り替えのできるオフィス

おしゃれなオフィス応接室をつくる際の6つのポイント

おしゃれなオフィス応接室の事例とおさえるべきポイントや家具選びを解説

応接室には、他企業の重役、銀行の担当者など、要人(VIP)が、お見えになります。

単に「部屋を1つ作って、テーブルと椅子、資料を並べて完成」ではなく、「おもてなしの心が行き届いた場」でなくてはいけません。

  1. 会話のきっかけとなる空間づくり
  2. 「おもてなし」が伝わるしつらえ
  3. 他の部屋とは違った特別感のある空間
  4. 特別感と心地よさのバランスも大切
  5. エントランスからの動線も工夫する
  6. 窓を設ける際は見える景色に注意する

上記は、おしゃれなオフィス応接室をつくる際の、6つのポイントです。
それぞれのポイントについて、以下で解説します。

1.会話のきっかけとなる空間づくり

応接室は、エントランスと並んで「会社の顔」だといっても、過言ではありません。
キャビネットやローボードに、会社のパンフレットを置くなど、自社をPRできるような工夫をしてみましょう。

企業のブランドイメージを反映したインテリアやカラーコーディネートを取り入れることで、統一感のある空間演出ができ、印象にも残りやすくなります。

また、会話のきっかけ(アイスブレイク)になるように、季節感のある花存在感がある絵やアートを置くことも、効果的です。

海外からのお客さまが多いのであれば、応接室に「和の要素」を取り入れると、喜ばれることが多いでしょう。

2.「おもてなし」が伝わるしつらえ

応接室をつくるにあたって、まず重要なのは「特別感」です。

「こんな素敵な部屋に通してもらえるのだ」「歓迎されているのだ」と、思ってもらえるような部屋が理想的です。

先述したように、季節の花・絵・自社のPRになる物を置くことや、他の場所とは違うグレードの高い家具を用意するとよいでしょう。

ただし、それらにホコリをかぶっていたり汚れていたら台無しです。
日々の掃除などのメンテナンスを怠らずに行う必要があります。

3.他の部屋とは違った特別感のある空間

先にも述べたように、応接室に必要なのは「特別感」で、他の場所よりも内装・インテリアにコストをかけることが一般的です。

普通の会議室など、他の部屋とは違うということが、ひと目でわかるような空間を目指しましょう。

4.特別感と心地よさのバランスも大切

「特別感を出そう」「豪華にしよう」と突き詰めすぎると、空間にどこか圧迫感を伴う緊張が生まれ、かえってお客さまがくつろぎにくくなってしまうこともあります。

内装材の選択・照明計画・小物のアレンジなどを工夫することで、特別感と心地よさを両立する空間をつくることができます。

5.エントランスからの動線も工夫する

通常の来客用の会議室は、セキュリティエリアの外からすぐにアクセスできる位置に設けられていることが多いです。

応接室の場合は、あえて上記とは別の入口を設け、「選ばれた方だけをご案内する」ような動線にすることで、より特別感を演出できます。

6.窓を設ける際は見える景色に注意する

通常の会議室の場合、窓は圧迫感を軽減するために設置されることが多いです。

応接室の場合は外の景色を取り込み、心地よい空間を演出するために窓が設けられます。

とはいえ、「窓からは隣接しているビルの壁しか見えない」など、窓をうまく活用できないケースもあるでしょう。

そういった立地の場合は窓を設けることにこだわらず、装飾品・社史・経営理念などを置いて、アイスブレイクに使えるようにするとよいです。

繰り返すようですが、応接室は、

  • 特別感
  • おもてなし
  • 話題づくり

が大切なのです。

おしゃれなオフィス応接室に合う家具の選び方

おしゃれなオフィス応接室の事例とおさえるべきポイントや家具選びを解説

以下では、おしゃれなオフィス応接室に合う、家具の選び方について解説します。

使用するテーブルはローテーブルがよい?それとも会議用テーブル?

ゆったりと座って話をするだけであれば、ソファ・ローテーブルという組み合わせがオススメです。

しかし、議題がある・詰めたいテーマがある場合は、会議用テーブルのほうが使い勝手がよいです。

近年は、応接室に会議用テーブルを採用することが増えてきました。

Webを使いながら話をしたり、モニターで資料を見せたりと、PCが使いやすい環境が求められるようになったためです。

応接室の家具のテイストはどのようなものが合う?

応接室の家具のテイストは、企業のカラーによって、ふさわしいものが異なります。

  • スチール製の家具でシャープな雰囲気を出す
  • 木製・ダークトーンで空間を引き締める
  • 明るい色味で空間を柔らかくする

など、様々なパターンがあります。

一般的には、ダークトーンで空間を引き締めることが多いです。

→ オリバーの「グレード別」応接&執務家具をみる

→ オリバーの「応接室向き」ソファをみる

オフィスの応接室に求められる使い勝手や機能

おしゃれなオフィス応接室の事例とおさえるべきポイントや家具選びを解説

次に、オフィスの応接室に求められる使い勝手や機能について、解説します。

  1. 機密性の高い情報が外に漏れない工夫
  2. スムーズな会議のための大型のモニター
  3. 上座・下座のわかりやすさ
  4. 使い勝手のよいサービス動線
  5. 必要な部屋数や席数
  6. 応接室の機能を別の用途と兼ねることも可能

1.機密性の高い情報が外に漏れない工夫

応接室の中では、機密性の高い情報をやり取りする場合が多く、高い防音・吸音性能が必要です。

壁やドアの工夫の他、カーペットも吸音性と高級感を満たす毛足が長い種類を選ぶことが推奨されます。

2.スムーズな会議のための大型のモニター

応接室で会議を行うのであれば、大型のモニターがあるとよいです。

また電源や接続ケーブルが乱雑に配線されていると見た目が整わず、美観を損ねてしまうため、配線の工夫や無線にできる部分はなるべく無線にするとよいでしょう。

3.上座・下座のわかりやすさ

応接室には上座・下座があり、お客さまは奥の上座に座っていただくことになります。

例えば、扉を開けた時に、中央にテーブルがあると上座・下座がわかりにくく、お客さまを戸惑わせてしまいます。
その場合は、どちらが上座なのかがわかりやすい空間構成にするとよいでしょう。

また、扉からお席までどこを歩いていくかをイメージしやすく、動きやすいように十分なスペースをとることも大切です。

4.使い勝手のよいサービス動線

お客さまにお茶を出す際、お客さまの後ろ側に回って出すことが多いです。

そうするためには、奥に座られるお客さまの後ろにも、スペースを広めに取っておくとよいでしょう。

お茶に関連して述べると、給湯室と応接室は近いほうが便利です。

冷蔵庫(ショーケース型)を応接室に置いておき、お客さまに飲み物を選んでいただくスタイルもあります。

5.必要な部屋数や席数

応接室の数は、企業の規模によって異なりますが、一般的には1部屋が多いです。

応接室に必要な席数は、普段どれくらいのお客さまが見えるのかによります。
よくある組み合わせは、3人用の長ソファと、その向かいに1名用ソファを置く組み合わせです。

また、応接室と会議室を兼用する場合は、10~20人が入れることをイメージしましょう。

20人分のロングテーブルを用意するとなると、かなり広いスペースが必要になってしまいます。

そのため10人用のロングデスクとチェアを用意し、席の後ろにソファ・ベンチを置くなどして、席数を確保します。

6.応接室の機能を別の用途と兼ねることも可能

先ほど、応接室と会議室を兼ねる場合について解説しましたが、社長室役員用会議室など、他の部屋と兼ねることも可能です。

応接室とその他の部屋を兼ねる場合は、常に整頓し、綺麗な状態を保つことが大切です。

また、応接室があるオフィスでは、近くに秘書室を設けることもあります。
秘書が来訪者をご案内します。

その場合オフィス全体のゾーニングにも気を配る必要があります。
応接室づくりは、オフィス全体の設計が得意な業者に任せるとよいでしょう。

まとめ

以上、オフィス移転・改修を手がける株式会社オリバーの視点から、

  • おしゃれなオフィス応接室の事例
  • おしゃれなオフィス応接室をつくる際の6つのポイント
  • おしゃれなオフィス応接室に合う家具の選び方
  • オフィスの応接室に求められる使い勝手や機能

について、解説しました。

応接室は、「デザインが良ければいい!」ということはなく、大切なお客さまにおもてなしの心が伝わること、特別感を感じてもらうことなどが、特に重要です。

応接室内およびオフィス全体のゾーニングも大切ですので、応接室づくりは、インテリアデザインだけでなくオフィスの全体計画も得意な会社に依頼しましょう。

オリバーでは、オフィス移転・改装のプロジェクトを数多く手がけています。
オフィス空間づくりにお困りの際は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

オフィスブランドPlace2.5では、お客さまのビジョンを実現する、唯一無二のオフィス設計を行っています。

また当社では自社オフィスのオフィス見学を実施しています。
今回ご紹介したオリバーのオフィスは全て見学していただくことができます。
詳しくは以下のページをご覧ください。

この記事の執筆者

Place2.5 マーケティング担当

オリバーのオフィス部門を専門に担当。 お客さまの悩みやニーズに耳を傾けて、働き方のご提案や情報発信を行います。

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