オフィス移転コンサルの選び方と費用相場!依頼するメリットやデメリットを解説

「オフィス移転コンサル」とは、オフィス移転に関する業務代行やアドバイス、サポートを行うコンサルタントのことです。
オフィス移転を省力化し、移転をスムーズに進めることができます。
コンサルタントと協力してオフィス移転を行うと、大きな失敗をすることは少ないため、
- 規模の大きい会社
- 現状のオフィス課題が明確になっていない会社
- オフィス移転の経験がない会社
などに、特に活用をオススメできます。
今回の記事では、オフィス移転コンサルに興味があり、「実際にどんな仕事をしてくれるのだろう?」と調べている方に向けて、
- オフィス移転コンサルとは?
- オフィス移転コンサルに依頼できる業務範囲
- オフィス移転コンサルに依頼できない、自社が行う作業の範囲
- オフィス移転コンサルに依頼するメリット
- オフィス移転コンサルに依頼するデメリット・注意点
- オフィス移転コンサルの費用相場と対費用効果
- オフィス移転コンサルに相談するタイミング
- 自社に合うオフィス移転コンサルの選び方
- オフィス移転コンサルの選定手順と確認すべきポイント
- オリバーのオフィス移転コンサルについて
上記について、詳しく解説していきます。
オフィス移転コンサルとは?
オフィス移転コンサルとは、企業の移転プロジェクトを専門的な知見からサポートし、スムーズな進行を助けてくれる存在です。ここでは、コンサルタントの基本的な定義や、具体的にどのような業務を任せられるのかについて解説します。
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項目
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詳細
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定義 |
企業のオフィス移転やリニューアルに関わる業務を支援・代行する専門家 |
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目的 |
担当者の負担軽減、最適なオフィス環境の構築、スケジュールとコストの最適化 |
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対象企業 |
移転ノウハウがない企業、リソースが不足している企業 |
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サポート領域 |
現状分析から物件選定、内装設計、引越し手配、移転後のフォローまで |
オフィス移転コンサルとは、企業がオフィスを移転する際に必要な計画の立案から実行までを一貫してサポートする専門家のことです。移転プロジェクトは単なる引越し作業にとどまらず、将来的な経営戦略や新しい働き方の実現に深く関わってきます。
例えば、テレワークの普及に合わせてオフィスを縮小したい場合や、逆に人員増加に伴いフロアを拡張したい場合など、それぞれの状況に応じた戦略的なアドバイスをもらうことができます。また、専門的な知識を要する煩雑な業務を任せることで、社内のリソース不足を補い、時間や労力を大幅に削減できるのも大きな目的の一つです。
具体的な業務範囲の詳細は後述しますが、初期段階での現オフィスの課題抽出や物件選定、内装設計、引越し業者の手配から移転後のアフターフォローまで、多岐にわたるプロセスを総合的に支援してくれます。コンサルタントを「企業のビジョンを具現化するパートナー」として迎えることで、担当者は安心して通常業務に専念しながら、効率的かつ効果的なオフィス移転を実現できるでしょう。
オフィス移転コンサルに依頼できる業務範囲

オフィス移転コンサルには、以下のような業務を依頼できます。
- 現在のオフィスが抱えている課題の抽出・整理
- オフィス移転計画の策定
- 新オフィスの物件探し・入居審査サポート
- 旧オフィス原状回復工事の検討
- 移転先のデザイン・レイアウト・設計
- 移転プロジェクトのマネジメント・進捗管理
- 内装工事など必要な工事の検討
- 新オフィスで使用する什器の選定・提案
- 引越し業者の選定サポート
- 新オフィスに適したシステム導入サポート
- 移転後の効果検証と改善提案
上記は、オフィス移転コンサルに依頼できる業務の一例です。
オフィス移転コンサルサービスは、不動産会社やオフィス家具の会社など、オフィスに関連する様々な事業者が提供しています。
コンサルごとに特徴があるため、自社の移転目的とマッチするかどうかを確認して、業者を選定する必要があります。
当社オリバーは、以下の流れで移転・改装をコンサルティングします。
- 現状調査と、課題の抽出
- 明らかになった課題に対する、目指すべき姿(コンセプト)の策定
- コンセプトを基にした具体的なプランニング
- 移転・改装プロジェクト完了までの支援
それぞれのフェーズについて、以下で簡単に解説します。
1.現状調査と、課題の抽出
- プロジェクトチームの組成サポート
- 現場調査・分析
- 社員アンケート
- トップインタビュー
- ワークショップの実施
- オフィス構想の平準化
- プロジェクト予算の作成
「調査~課題抽出」のフェーズでは、上記のようなタスクを任せられます。
例えば、調査では
- どのような働き方をしているのか
- どこに課題感があるのか
- 独自の文化・思想はあるのか
- 今のオフィスの広さは適正なのか
- 移転先の広さはどれくらい必要なのか
などを調べます。
2.明らかになった課題に対する、目指すべき姿(コンセプト)の策定
- 移転先環境の検討
- 新ワークスタイルの研究
- ICT(通信技術を活用したコミュニケーション)メニューの策定サポート
- コンセプトの策定
「コンセプトの策定」のフェーズでは、上記のようなタスクを任せられます。
理想とする働き方・社内ニーズ・経営理念を踏まえて、これらを実現するための要件整理を行います。
3.コンセプトを基にした具体的なプランニング
- 基本プランの提示
- 基本設計・実施設計
「プランニング」のフェーズでは、上記のようなタスクを任せられます。
新しいオフィスのインテリアをイメージし、レイアウトを作成するのもこのフェーズです。
4.移転・改装プロジェクト完了までの支援
- プロジェクトマネジメント(スケジュール・コスト)
- 設計監理
- 各種工事のスケジュール調整
- 施工管理
- 引越しや総務タスクのサポート
「実施」のフェーズでは、上記のようなタスクを任せられます。
アフターフォローとしてはプロジェクト成果の確認や、従業員の満足度調査などを行います。
オフィス移転コンサルに依頼できない、自社が行う作業の範囲

前述の通り、コンサルタントには多くのタスクを依頼できますが、自社側でもプロジェクトの担当者を立てる必要があります。
そして担当者は、調査のための情報提供や、社内調整(○日に××部署の人は集まってくださいと呼びかけるなど)を行う必要があります。
経営陣のスケジュール調整も任されることもあるでしょう。
さらに、経営者にも「意思決定」という重要な仕事があります。
オフィス移転コンサルが行うのは、あくまで「意思決定のためのサポート」なので、実際にGOサインを出すという作業は、自社で行わなくてはいけません。
オフィス移転コンサルに依頼するメリット
オフィス移転コンサルを活用することで、企業側にはさまざまな利点がもたらされます。ここでは、担当者の負担軽減やトラブル回避など、具体的なメリットについて詳しく見ていきましょう。
通常業務との両立と担当者の負担軽減
オフィス移転コンサルに依頼する大きなメリットは、社内の担当者が抱える業務負担を大幅に減らせる点にあります。多くの場合、移転プロジェクトの担当者は専任ではなく、通常の業務と兼任しながら準備を進めることになります。
業者との打ち合わせやスケジュールの調整、社内向けの説明資料作成など、移転に関わるタスクは膨大です。これらの業務をコンサルタントに委託することで、担当者は本来のコア業務に集中する時間を確保できます。
例えば、内装業者や引越し業者との細かな日程調整は、専門家が窓口となって一括で対応してくれます。これにより、担当者が複数の業者と個別に連絡を取り合う手間が省けるわけです。
結果として、担当者の疲労やストレスを軽減し、通常業務への支障を最小限に抑えられます。社内のリソースを効率的に活用するためにも、コンサルタントの力は非常に有益だと言えます。
専門知識によるトラブル回避とスムーズな進行
専門知識を持ったコンサルタントが介入することで、移転に関わるさまざまなトラブルを未然に防げるというメリットもあります。オフィス移転には、建築基準法や消防法など、普段の業務では触れる機会の少ない複雑な法令が深く関わってきます。
もし自社だけで手配を進めた場合、法令の確認漏れによる工事のやり直しや、スケジュールの遅延が発生するリスクがあります。専門家であれば、これらの法的な要件を正確に把握した上で、安全かつスムーズにプロジェクトを進行することが期待できます。
また、予算管理の面でも専門家の知見は役立つでしょう。複数の業者から提出される見積もりを適正な価格かどうか判断し、無駄なコストを削減するためのアドバイスを提供してもらえます。
このように、経験豊富なプロフェッショナルがプロジェクトを主導することで、予期せぬ落とし穴を避けることが可能です。期限内に確実にオフィス移転を完了させるためにも、専門的な知見は大きな助けとなります。
自社の課題を解決する最適なオフィスレイアウトの実現
自社の働き方や組織の課題に合わせた、最適なオフィス環境を実現できることも重要なメリットです。オフィス移転は、単に場所を変えるだけでなく、社内のコミュニケーション不足や業務効率の低下といった課題を解決する絶好の機会となります。
コンサルタントは、事前のヒアリングや社員へのアンケートを通じて、現状のオフィスに潜む潜在的な問題点を洗い出します。そのデータをもとに、フリーアドレスの導入やリフレッシュスペースの拡充など、働き方に合ったレイアウトを提案してくれます。
例えば、部署間の連携を強めたいという課題があれば、自然と人が集まりやすい導線を設計するといった具体的な解決策が提示されるでしょう。見た目の美しさだけでなく、機能性や社員の働きやすさを両立した空間作りが期待できます。
プロの視点を取り入れることで、経営戦略と連動した価値のあるオフィスを実現しやすくなります。長期的に見て、社員のモチベーション向上や人材定着にもつながる投資と言えるのではないでしょうか。
移転後もサポートを受けられる
オフィス移転は、新しいオフィスに荷物を運んで引っ越しをして終わりではありません。実際に業務を開始してから、運用面で不都合な点が見つかることも非常に多いです。オフィス移転コンサルの中には、移転後も手厚いサポートを受けられる会社があります。
働き方に合わせたレイアウトの微調整や、家具の追加発注などに対応してくれます。従業員が快適に働ける環境を維持するためには、継続的なアフターフォローが欠かせません。
良好な関係を築くことで、将来的なオフィスの課題にも迅速に対処できます。中長期的な視点で見ても、専門家のサポートは企業にとって心強い味方になります。
オフィス移転コンサルに依頼するデメリット・注意点
専門家によるサポートは魅力的ですが、依頼する際にはいくつかの注意すべき点も存在します。ここでは、費用面や専門性のミスマッチなど、あらかじめ把握しておくべきデメリットについて解説します。
コンサルティング費用の発生
オフィス移転コンサルを利用する際の明確なデメリットとして、コンサルティング費用が追加で発生することが挙げられます。内装工事や引越し作業そのものの費用に加えて、コンサルタントへの報酬を支払う必要があるため、初期予算が膨らみやすくなります。限られた予算の中で移転プロジェクトを進めなければならない企業にとって、この追加コストは慎重に検討すべき要素です。
しかし、費用がかかるからといって単純に損をするわけではありません。コンサルタントが業者の見積もりを精査し、無駄な工事費用を削ることで、トータルコストが下がるケースも少なくないからです。
また、担当者の人件費や通常業務が滞ることによる機会損失を考慮すれば、結果的に費用対効果が高くなることもあります。そのため、目先のコンサルティング費用だけで判断せず、プロジェクト全体でどれだけのメリットが得られるかを見極めることが大切です。予算の範囲内で依頼できるサポート内容を、事前にしっかりと確認しておくと安心でしょう。
コンサルタントとの相性や専門性の不一致
依頼するコンサルタントとの相性や、得意とする専門領域が合わないリスクも考慮しておく必要があります。コンサルティング会社によって、得意とするサポートの範囲や提供するデザインのテイストは大きく異なります。
例えば、デザイン性に優れたオフィス作りが得意な会社もあれば、コスト削減や物件選定に強みを持つ会社もあります。自社が重視しているポイントと、コンサルタントの得意分野がずれていると、期待した通りの結果を得られないかもしれません。
また、担当コンサルタントと自社のプロジェクトチームとの間で、コミュニケーションが円滑に進まないケースも考えられます。意見の食い違いが生じると、スケジュールが遅延したり、納得のいかないまま計画が進んでしまったりする原因となります。
こうしたミスマッチを防ぐためには、契約前の打ち合わせで担当者の人柄や対応の丁寧さを確認することが重要です。自社の社風や価値観を理解し、寄り添ってくれるパートナーを選ぶことが成功への鍵となります。
オフィス移転コンサルの費用相場と対費用効果
コンサルタントに依頼する際、多くの担当者が気になるのが具体的な費用感と、それに見合う効果が得られるかどうかです。ここでは、一般的な費用の目安と、費用対効果を高めるための視点について解説します。
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オフィスの規模
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想定される坪数
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コンサルティング費用の目安
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小規模 |
50坪以下(~30名程度) |
約50万円~200万円程度 |
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中規模 |
50坪〜150坪(30~100名程度) |
約200万円〜500万円 |
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大規模 |
150坪以上(100名以上) |
約500万円以上 |
企業規模ごとのコンサルティング費用目安
オフィス移転コンサルの費用は、対象となるオフィスの規模や依頼する業務の範囲によって大きく変動します。従業員数が少なく、50坪以下の小規模オフィスの場合は、おおよそ50万円~200万円程度が費用の目安とされています。この規模であれば、レイアウトの設計や業者手配のサポートといった基本的な支援が中心となることが多いです。
一方、50坪から150坪程度の中規模オフィスになると、約200万円から500万円ほどの費用がかかると見込まれます。関わる部署が増え、より複雑な要件定義や各業者との細かな調整が必要になるため、コンサルタントの業務量も増加するからです。
さらに150坪を超える大規模な移転プロジェクトでは、500万円以上、場合によっては1,000万円を超えるケースも存在します。このように、自社の規模を把握した上で、どの程度の予算が必要になるかをあらかじめ想定しておくことが大切です。
費用対効果を最大化するためのポイント
支払うコンサルティング費用以上の価値を引き出すためには、依頼する内容を自社の課題に合わせて明確にすることが重要です。すべての業務を丸投げするのではなく、自社で対応できる部分とプロに任せるべき部分を切り分けることで、コストを適正化できます。
例えば、社員へのアンケート調査や社内調整は自社で行い、物件探しや専門的なレイアウト設計だけを依頼するという選択肢もあります。必要なサービスだけをカスタマイズして依頼できれば、無駄な出費を抑えつつ専門家の知恵を借りられるでしょう。
また、複数のコンサルティング会社から相見積もりを取り、提案内容と費用の内訳を比較検討することも欠かせません。単に金額の安さだけで選ぶのではなく、どのような課題解決策が提示されているかという質の部分に目を向ける必要があります。
結果的に、社員の働きやすさが向上し、業務効率が上がれば、長期的な視点での費用対効果は非常に高くなります。移転プロジェクトを会社全体の投資と捉え、適切なパートナーと協力して進めていくことが成功への近道と言えます。
オフィス移転コンサルに相談するタイミング

オフィス移転コンサルに相談するタイミングですが、オフィス移転の意思がある程度固まっているのなら、なるべく早く相談することをオススメします。
少なくとも半年から1年以上のコンサル期間が必要になります。
例:Aというビルに入るために、設計期間と施工期間が半年かかるとした場合、半年前に依頼があっても、コンサル期間がとれないので移転が実現できません。
大規模なオフィスであれば、1年前の相談でもスケジュールが非常にタイトになってしまうこともあります。
現実的な問題として、適切な移転先がないと移転は実現しないため、やはり早めの相談が有効です。
具体的には、「移転したほうがいいか? 改装したほうがいいか? それとも、今のままでいいのか?」と悩んでいる段階で、相談するとよいでしょう。
→ オフィス移転のスケジュールと進め方がわかる!担当者がやるべきことを時期別に解説
自社に合うオフィス移転コンサルの選び方
数あるコンサルティング会社の中から、自社に最適な依頼先を見つけるためには、いくつかの基準を設けて比較することが求められます。
ここでは、失敗しないコンサルタントの選び方について、具体的なチェックポイントを解説します。
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チェックポイント
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発行機関
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目的との一致 |
自社が抱える経営課題や働き方の悩みを解決できる提案か |
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実績と得意分野 |
同規模・同業種の移転実績があるか、得意なデザイン領域は何か |
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費用の透明性 |
見積もり項目が細かく明記され、追加費用のリスクがないか |
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コミュニケーション |
担当者が親身に話を聞き、レスポンスが早く的確であるか |
移転の目的や解決したい課題とのマッチング
オフィス移転コンサルを選ぶ際、最初に確認すべきなのは、自社の移転目的や抱えている課題を深く理解してくれるかどうかです。移転の目的は、コスト削減、採用力の強化、社内コミュニケーションの活性化など、企業によってさまざまです。
提案を受ける段階で、自社の要望を単に形にするだけでなく、課題の根本にアプローチする解決策を提示してくれる会社を選ぶ必要があります。ヒアリングの時間を十分に取り、経営陣の意向から現場の社員の声まで、幅広く情報を集めようとする姿勢があるかをチェックしてみてください。
もし、こちらの抱える課題を深く掘り下げることなく、自社のパッケージ化されたプランを一方的に押し付けてくるような場合は注意が必要です。企業ごとの独自の文化や働き方に寄り添ってくれるコンサルタントでなければ、納得のいくオフィス作りは難しいと考えられます。
したがって、提案内容が自社のビジョンと合致しているかを慎重に見極めることが大切です。共に理想の環境を作り上げていくパートナーとして、同じ方向を向いて進める相手を選びましょう。
コンサル会社の得意分野と過去の実績確認
検討しているコンサルティング会社が、どのような分野に強みを持ち、過去にどのような実績を残しているかを確認することも重要です。コンサル会社には、不動産ネットワークに強みを持つ企業や、空間デザインを得意とする企業など、それぞれ特色があります。自社の目的に照らし合わせて、求める強みを持った会社を選ぶことで、プロジェクトがスムーズに進行しやすくなります。
また、過去の事例を確認する際は、自社と同程度の規模や、似たような業種の企業を支援した実績があるかどうかに注目してください。大規模なオフィスの移転と小規模なオフィスの移転では、求められるノウハウや業者の手配方法が異なる場合があります。似た条件での成功事例が豊富にあれば、トラブルを予測し、適切に対処してもらえる可能性が高まります。
契約前に、ホームページで公開されている事例だけでなく、直接担当者に過去のプロジェクトの苦労話や工夫した点を聞いてみるのも有効です。実務に基づいた具体的なエピソードが語れる会社であれば、安心して業務を任せられるはずです。
費用体系と見積もりの透明性
費用体系が分かりやすく、見積もりの内容が透明であるかどうかも、信頼できるコンサルタントを見分けるための重要な要素です。オフィス移転では、プロジェクトが進行するにつれて予期せぬ追加費用が発生するトラブルが少なくありません。
提出された見積書を確認する際は、「コンサルティング費用一式」といった大雑把な記載ではなく、どの業務にいくらかかるのかが細かく明記されているかをチェックしてください。内訳が明確であれば、不要な項目を削るなどの調整がしやすくなり、予算オーバーのリスクを減らせます。
また、どのようなケースで追加費用が発生する可能性があるのかを、事前にしっかりと説明してくれる会社は信頼性が高いと言えます。契約を急がせるのではなく、費用の懸念点に真摯に答えてくれる姿勢があるかどうかも判断材料になります。
明朗会計であることは、プロジェクト全体の安心感に直結します。後々の金銭的なトラブルを防ぐためにも、費用の疑問点は契約前にすべて解消しておくことが望ましいです。
法令・条例への知識があるか
オフィス移転コンサルを選ぶ際は、法令や条例への知識があるか確認することが重要です。オフィスのレイアウトや内装工事は、法律の規定を厳守して進める必要があります。
たとえば、間仕切りであるパーテーションを設置する際は消防法や建築基準法が深く関わります。火災時の被害を防ぐスプリンクラーの設置など、専門的な判断が常に求められるからです。
もし法令違反が発覚してしまうと、工事のやり直しやスケジュールの遅延が発生します。このような大きなトラブルを防ぐためにも、関連法規に精通したプロの専門家が必要です。確かな実績に基づく豊富な経験と、正確な知識を持つコンサルタントを見極めて依頼しましょう。
オフィス移転コンサルの選定手順と確認すべきポイント

- Webなどでオフィス移転コンサル業者を探す
- メニューを見て、自社オフィスの規模感とマッチしているかを鑑みたうえで、問い合わせをする
- 打ち合わせをして、担当者とフィーリングが合うかを確認する
一般的に、オフィス移転コンサルは上記の流れで決めます。
場合によっては、コンサルを決めるためのコンペを開くこともあります。
各社に提案書を出してもらって、プレゼンを行ってもらいます。
- どのくらいの期間で
- どういったことを
- どのくらいの費用で
行ってくれるのかが比較ポイントとなり、実績・事例を踏まえたうえで、依頼をするコンサル会社を決めます。
先にも述べたように、それぞれのコンサル業者には得意分野があるため、自社のニーズとマッチする会社を選ぶことが、オフィス移転成功のカギです。
自社に最適なパートナーを見極めるため、実際の打ち合わせやコンペの場では以下のポイントを必ず確認しましょう。
移転・改装のコンサルティングを遂行する時の、
- スケジュール
- 手法
- 費用
- 誰がそれをやってくれるのか
- 類似実績があるか
などは違いが出てくるので、打ち合わせ時に質問をして、明確にしておくとよいです。
また、コンサルタントとの相性も重要です。
1年以上の長期的な付き合いになるケースもあるため、コミュニケーションが取りづらい相手だとプロジェクトの進行に支障をきたす恐れがあります。
オリバーのオフィス移転コンサルについて

オリバーのオフィス移転コンサルでは、ヒアリング内容や働き方に基づき、お客さまに合ったコンセプトを提案します(オフィスコンセプト設計)。
そして新しい働き方や用途に応じて、最適なレイアウトを提案・作成します。
デザイン設計(内容設計・CGパース・VR)では、内装・家具・照明・グリーンなどオリジナリティのあるデザインを行います。
またセキュリティ計画や、Web会議などICT化に必要なサポートを行います。
パートナー企業と連携しながら、物件の検討・契約が円滑に進むようにサポートすることも、オリバーの仕事です(リーシング支援)。
オフィスの家具については、『Place2.5』の家具だけではなく、お客さまに合わせた特注家具を設計・製造します。
いよいよ移転を実施する段階では、最適な工程で納品できるよう、運搬・搬入・施工管理を行います。
最後にアフターフォローとしてプロジェクト成果の確認や、従業員の満足度調査を実施します。
これら一連の移転プロジェクトにおいて、オリバーの強みは、
- 調査(サーベイ)
- 与件整理
- コンセプトメイク
- 空間提案
- 施工管理
- アフターフォロー
上記の流れを、一気通貫で行えることにあります。
お客さまからは「何がやりたいのかを現場目線で寄り添いながら、メニューを組み立ててくれる」「クライアントの声に真摯に向き合ってくれる」と、評価をいただいています。
また、実際にオフィス構築をしてきた知見の高さがあります。
- 人柄がよい、話しやすい、相談しやすい
- 最新のオフィストレンド(海外含めて)を知っている
- オフィス以外の情報(ホテル・カフェなど)を知っている
ことなども、オリバーならではの強みになっているでしょう。
まとめ
以上、オフィス移転・改修を手がける株式会社オリバーの視点から、
- オフィス移転コンサルとは?
- オフィス移転コンサルに依頼できる業務範囲
- オフィス移転コンサルに依頼できない、自社が行う作業の範囲
- オフィス移転コンサルに依頼するメリット
- オフィス移転コンサルに依頼するデメリット・注意点
- オフィス移転コンサルの費用相場と対費用効果
- オフィス移転コンサルに相談するタイミング
- 自社に合うオフィス移転コンサルの選び方
- オフィス移転コンサルの選定手順と確認すべきポイント
- オリバーのオフィス移転コンサルについて
について、解説しました。
オフィス移転コンサルには、「調査」から始まって「アフターフォロー」で終わるまで、多くの作業を任せることができます。もちろんコンサルなしでも移転を進めることは可能ですが、コンサルを入れたほうが正確・円滑で、受け身であっても問題なくプロジェクトが進みます。
しかしコンサルを入れる場合であっても担当者を立てることは必要で、最終的な意思決定をするのは、自社の経営者となります。コンサルの役割がイメージしづらい場合は、具体的なサポート内容を知るためにも、一度コンサル会社へ問い合わせてみることをおすすめします。多くの会社では、サポート内容をまとめた分かりやすい資料を用意しています。
オフィス移転コンサルに相談するタイミングは、なるべく早めがオススメです。
「移転しようかな?改装しようかな?それとも今のままでいい?」と考え出したタイミングで、問い合わせをしてみましょう。